短文読解問題(40字程度)|無料プリント・脳トレ・高齢者・失語症・リハビリ

失語症の読解課題 言語課題

短文読解問題(40字程度)

無料で印刷できる、短文読解問題のプリントです。

本教材は、失語症のある方の言語訓練や、ご家庭での自主トレーニングなどで活用できるよう作成した短文読解教材です。

約40文字の日常的な文章を読み、本文の内容について質問に答えます。

文章を読むことに難しさを感じる方でも取り組みやすいよう、朝の支度や買い物、通院、家族との会話など、日常生活に身近な場面を題材にしています。

設問の答えは本文中に書かれているため、文章を読み返しながら、必要な情報を探して答えることができます。

1つのPDFに10ページ・20問を収録しています。

ご家庭での自主トレーニングのほか、病院や施設、デイサービス、訪問リハビリなどの教材としてもご活用いただけます。

この教材の特徴

本教材では、短い文章を読んで内容を確認する練習に取り組みます。

  • 約40文字の短文で取り組みやすい
  • 日常生活を題材としており、内容をイメージしやすい
  • 設問の答えが本文中にある
  • 本文から必要な情報を探して答える
  • 「誰が・いつ・どこで・何をしたか」などの情報を確認できる
  • 1ページ2問で、短時間から取り組みやすい
  • 書字が難しい場合は、指さしや口頭での回答にも対応できる

問題の構成

1ページに2問掲載されています。

各問題は、次の3つで構成されています。

  • 本文

日常生活を題材にした、約40文字の短文です。

  • 設問

本文の内容について答える質問です。

「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どうした」など、本文に書かれている情報を確認します。

  • 解答欄

答えを書き込むスペースです。

書字が難しい場合は、本文を指さしたり、口頭で答えたりする方法でも取り組めます。

基本的な使い方

① 本文を読みます。必要に応じて、支援者が読み上げても構いません。

② 設問を一つずつ読みます。

③ 本文の中から、答えにあたる情報を探します。

④ 解答欄に記入します。書字が難しい場合は、指さしや口頭で回答します。

⑤ 最後に本文を見直しながら、答えを確認します。

分からない場合は、すぐに答えを伝えるのではなく、「もう一度本文を読んでみましょう」「答えはどこに書いてありますか?」などの声かけをしながら、一緒に本文を確認する方法もあります。

取り組み方の目安

最初は、1日1〜2ページ程度から始めると取り組みやすいでしょう。

ただし、取り組む量は、その日の体調や集中しやすさに合わせて調整してください。

一度に多くの問題を解くことよりも、文章を読み、内容を確認し、本文から答えを探すという過程を大切にすることが重要です。

医療機関や施設で使用する場合は、担当する言語聴覚士や支援者の方針に合わせてご活用ください。

難易度の調整

取り組む方の状態に合わせて、方法を調整できます。

やさしくする場合

  • 設問の数を減らす
  • 支援者が本文を読み上げる
  • 本文を一文ずつ確認する
  • 答えの位置を一緒に探す
  • 指さしや口頭で回答する
  • 選択肢を用意する

難しくする場合

  • 本文を一度だけ読んで取り組む
  • 本文を見直す回数を減らす
  • 本文を一時的に隠して答えてみる
  • 答えを文章で書く
  • 取り組みにかかった時間を記録する

難易度は、正解数だけで決める必要はありません。文章の長さや設問の数、支援の量などを調整しながら、無理なく取り組める方法を探してみてください。

この教材で取り組めること

本教材では、短い文章を読み、内容を確認し、本文の中から必要な情報を探すという一連の活動に取り組めます。

例えば、次のような情報を確認します。

  • 誰が
  • いつ
  • どこで
  • 何をしたか
  • なぜそうしたか
  • どうなったか

同じ文章を読み返しながら答えを探すことで、文章のどの部分に必要な情報が書かれているかを確認する練習にもなります。

ただし、プリントの正解数や取り組み時間だけで、日常生活における読解力や言語能力を判断することはできません。

取り組みの際は、その日の体調や疲れやすさ、読みやすさなども含めて、無理のない範囲でご活用ください。

支援者の方へ

支援を行う際は、正解を伝えることだけでなく、本文を読み返しながら答えを探す過程も大切にしてください。

答えが分からない場合は、

「もう一度読んでみましょう」

「答えはどこに書いてありますか?」

「このあたりを確認してみましょう」

などの声かけで、本文を一緒に確認する方法があります。

また、回答方法は書字に限りません。指さしや口頭回答など、取り組む方が答えやすい方法を選択できます。

疲れや集中力の低下が見られる場合は、予定していた枚数にこだわらず、途中で休憩したり終了したりして構いません。

使用時のポイント

  • 分からないときは、本文を一緒に読み返す
  • 正解だけでなく、答えを探す過程も確認する
  • 必要に応じて、指さしや口頭回答を取り入れる
  • 疲れている日は、取り組む量を減らす
  • 文章の内容や文字の大きさが合っているか確認する
  • その方に合った支援方法で取り組む

収録テーマ

本教材では、日常生活を題材とした以下のテーマを扱っています。

  • 朝の支度

起床、洗顔、着替え、朝食、服薬など

  • 買い物

スーパー、コンビニ、薬局などでの買い物

  • 天気・季節

雨や雪、暑さ、季節の変化など

  • 食事・料理

調理、外食、食材など

  • 通院・薬

病院の受診、服薬、医療者とのやり取りなど

  • 趣味・余暇

散歩、読書、習い事など

  • 家族・会話

家族との会話、電話、贈り物など

  • 交通・外出

バス、電車、自転車、徒歩での移動など

いずれも、特別な知識を必要としない、日常生活に身近な場面を題材にしています。

例題

例題① 朝の支度

  • 本文

小林さんは朝、ストレッチを10分してから朝食を作ります。体が目覚めると言っています。

  • 設問
  1. 朝食の前に何をしますか。
  2. ストレッチは何分しますか。
  3. ストレッチの後に何をしますか。
  4. ストレッチをするとどうなると言っていますか。
  • 答え
  1. ストレッチ
  2. 10分
  3. 朝食を作る
  4. 体が目覚める

例題② 趣味・余暇

  • 本文

島田さんは週に2回、公民館で習字を習っています。先生にほめられるのが嬉しいです。

  • 設問
  1. 島田さんは週に何回習字を習っていますか。
  2. どこで習字を習っていますか。
  3. 何が嬉しいと言っていますか。
  4. 島田さんは何を習っていますか。
  • 答え
  1. 2回
  2. 公民館
  3. 先生にほめられること
  4. 習字

例題③ 交通・外出

  • 本文

松田さんは自転車に乗って図書館まで行きました。帰りに八百屋に寄り、野菜を少し買って帰りました。

  • 設問
  1. 何で行きましたか。
  2. どこへ行きましたか。
  3. 帰りにどこへ寄りましたか。
  4. 八百屋で何をしましたか。
  • 答え
  1. 自転車
  2. 図書館
  3. 八百屋
  4. 野菜を少し買った

このように、設問の答えは本文中に書かれています。

文章を読み、設問を確認し、本文の中から答えを探すという流れで取り組んでみましょう。

ダウンロードはこちら!

 

まとめ

短文読解問題は、短い文章を読み、その内容について答えるプリントです。

日常生活に身近な場面を題材にしているため、文章の内容をイメージしながら取り組むことができます。

本文の中から答えを探す形式なので、文章を読み返しながら、必要な情報を確認できます。

ご家庭での自主トレーニングや、病院・施設・デイサービスなどでの教材として、取り組む方の状態に合わせてご活用ください。

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